角度
きっとどの先生だってそうだと思うけど
正直、苦手なタイプというのがいる。
私の場合ヤンチャ系だ。
ガツンとぶつけてくるので、必要以上に受け取ってしまう私はグラついてしまう。
指導はもちろんちゃんとするし、普通に話すがどこか距離をとっていた。
逆にメンタルが弱い系は得意分野だ。接してても理解出来るし、支えてあげれる自信もある。
今日、そんなヤンチャ系に目を覚ましてもらった。
ヤンチャ系は私の分野ではないからと、正面から接することを避けていた。側面から接していた感じ。
でも、少しだけナナメ正面から接するタイミングがあった。
そして、言われた。
『さっきのは良かった』
たったそれだけの言葉だったけど気付かされた。
子ども達はわかってる。
大人がどの角度から接しているのか。
そして子ども達は大人が接する角度と同じ角度で返してくる。
側面には側面、正面には正面。
ヤンチャ系は私の分野ではないというのは
自らを誤魔化した甘い言い訳だった。
指導者として、ど反省。教えてくれてありがと。
でもそれは、大人子供の関係だけではなく、
人と人の関わりは全て同じことが言えるのだろう。
全ての人と全てのタイミングで正面から接すると疲弊するので、それは無理だろうが
向き合うべきところでは、きちーんと正面から接しないと
相手の心は開けないと感覚として理解した。
気付きをありがとう。
明日少しまた、成長しましょ。
団体というもの
私の職場は体育大出身の方が多くて、朝礼の時の朝礼時のスピーチでもスポーツの話題になることが多い。
今はやはり、専らソチが話題にあがる。
その中で印象に残ったのはラクロスで相当なところまでいったらしい先輩の話。
「葛西先輩の何がレジェンドと言われるかと言えば
続けてきたことがレジェンドだと思う。
葛西選手は筋力が20代の頃と変わらないらしい。
アスリートとして、ずうっとずーっっと腐らず折れず自らを鍛えてきた。
それだけでも伝説なのに、満足することなく金メダルを目指すと言う。
その心意気こそまさに英雄であり伝説である。」
この話をされた先輩も、色んなものを乗り越えてきたアスリート。
彼女だからこそわかるものもあるのだろう。
厳しい厳しいトレーニング、怪我、少し自分と重なるところもあったのだろうな。
そして話は続いた。
「団体戦での涙は本当にくるよね」
団体戦は繋がりが勝利を決めるのかなと思っている。
レルヒ選手も、拓先輩も、大貴選手も、葛西選手がいるから大丈夫と言い、
また葛西選手にメダルを取らせたいとも言った。
葛西選手も個人の銀メダルが彼らの力になればいい」と、
メダルを取らせたいと言った。
お互いが、お互いの為に全力を捧げる。一方通行ではなく、双方。
与え、与えられ。
結束力の強さとは、同じ高みを目指して、共に闘った中から産まれてくるんやろうなと思う。
その結束力の強さが、勝ち負けを大きく左右するんやと。
私は何かのトップとかになったことはないけど、
結局最終的には精神力で決まると思う。
そしてそれは、誰かとの繋がりが一番の源たと思う。
葛西選手の涙のメダル確定インタビューを聞いて
私もものっそい泣きました。
あぁぁ葛西選手はなんて、なんで大きな人なんやろうか…
今踊っているよさこいチームも、そういう団体であればいいと思うし、そういう団体だとも思う。
今、最後の本番で私たちは「大賞」を目指している。
「大賞を獲ることが全てじゃない」と言えど
今まで前を開いてくれてきた演出に、
今まで一緒にずっと頑張ってきた大切な家族の様な仲間に、
支えてきてくれた運営陣に、
大賞を取らせてあげたいと思う。
人は自分のために頑張るより
心から人のために頑張る方が強くなれるし、幸せな気もする。
今、東京でできること。
まだきっとあるだろう。
とあるメンバーが言っていた。
「距離とか支部とか関係ない。ここが私のチームです。」
これを実現させて、大賞とらせてあげたい。
とりたい、より、とらせたい。
そして一秒でも多く一緒にいたい。
レジェンド葛西。
続けるというレジェンド。
チームを導いたレジェンド。
日本チームというレジェンド。
自分も、己の鍛錬を続けて、
もっと大きくもっと強くなりたい。
そしてレジェンドの一つになれたらよい。
葛西選手にすごく大切なことを教えてもらった気がする。
ありがとう、葛西選手。
そして今度は私の番。
やろう。いこう。ピリオドを頂点へ。